『ライフ・デザイナー(指図する人間)』へのコメント
極東最前線:『ライフ・デザイナー(指図する人間)』
こんにちは、リポーターの黒子です。
と、いきなり「リポーター」になってしまいましたが、深い意味はありません。
ただ今回の内容が「コメントではないんじゃないかなぁ」と思いましたのでリポー ターと名乗っています。
今日の午前中に私の周りで起きた出来事を紹介するコーナー
すなわち私のルポです。
そうです!いわゆる報告
今日の午前中、私は上司から灯油を買ってくるように命令され車で出かけました。
しかし、昨日から気分が重い。
なんだろうこの重圧は・・・ん?懐かしい?????
そうですよ。あれですよ。あの状態です。
「鬱」
きちゃいました。
あぁ・・・「きちゃいました。」ってコミカルに表現していますけど、結構辛いんですよ。タイヘンナンデスヨ。 冷たい目で見ないでくださいよ。
うつ病の人と対峙するときは、注意が必要です。
勿論「がんばりなさい」などの声かけはタブーですし「来月の目標はどうしようか?」などの未来を暗示させる声かけもタブーですね。 基本ですね。私個人に関して言えば、他人から怒られる事も危険です。危険というのは、勿論、私自身にでもありますが、相手にも危害が加わる恐れがあるので危険ですよ。くれぐれも、扱いには注意してくださいよ。
車中では、極東さんの「苛立ちは現代の伝染病だ」のコメントに書いてあることを 悶々と考えながら運転をしていたので、周りが全然見えていない状態
私、正気を失っている
すなわち危険
私は車で左に曲がろうとしたところ、自転車で横断歩道を横断してくるオバサンを轢いてしまいそうになりました。 あらら・・・
「キキキキーーーーーッツ!!」 っと自転車のブレーキをならしやがる。
「あぁ・・・マッタクうるせえなぁ」 「コッチは急いでるんだよ」と思いました。全然急いで無いけどね・・・えへへ うっとり
「アンタ!轢く気かぁ!!!!」
と、オバサンの怒号に、正気に戻った私は 「ごめんなさい。すみません。ごめんなさい。」
などと平謝りです。
でもね、よく考えたらなんで謝ったんだろう??? 「俺が悪いのか?」 「こんな状態の俺に車の運転をさせる上司が悪いんじゃないか」と思いましたので
「俺は悪くない」という結論に達します。
客観的に自分を見てみて「周りに責任転嫁していないか?なぁ黒子」と自分自身に問い詰めて、考えてみても
さて・・・?私には罪の意識が全くないので「やっぱり自分は悪くない!」とい
う結論に達します。 へへへ「俺は悪くない」
ここで一つの疑問と結論が出ました。
というのも
疑問:「俺が悪くないなら、俺は正気なのではないか?」
「俺以外の人間が正気じゃないからダメなんじゃないのか?」
結論:「俺が過食症なのは、俺以外のせいだろう」「俺の下腹部についたぶよぶよの脂肪は、社会が作ったものだからしょうがない」
とね、当然だね。
そんなこんなでフラフラと目的地に到着しました。 ガソリンスタンドですよ。 外は寒いのでセルフのスタンドは避けて、わざわざ店員さんが給油してくれる所まできました。
私の脳は賢いですね。危機管理能力がもともと発達していますから・・・
「寒さから回避する智恵の集合体」すなわち私。
とまぁ、うっとりと自分の万能さを自覚し、いわゆるひとつの悦状態で気持ちよくスタンドインした訳ですが・・・
ここから事件は起こったのです!
停車した瞬間、店員がいきなり後部座席のドアを開けやがった!
そして、おもむろにポリタンク6個を取ろうとした。
ここまでされたら黙っていられませんよ!
温厚な私でもそりゃ怒りますよ!
お前は医者か!
お前は医者でも無いのに俺の口をこじ開けて検査するのか!
何様だ!
お前がそんなに偉いのか!
俺の皮膚をめくるなよ!
刺激が強いだろ!
てな状態ですわ。
あぁ・・・可笑しいのは俺だな・・・
ふと今、気づいたよ。
別に店員さんは悪くないね。仕事をしているだけだもんね。
でもね、その時の私としたら、心の中に土足で入られたような気持ちだったのよ。耐えられなかったのよ。熱くなっちゃったわけよ!
ちょっと過敏ですね。
でもね、その時の私はね
「勝手に開けんじゃねえ!!何様だ!!」なんて事をオバサン店員に大声で言っているのよ。
でもね、その時、俺は店員に説教してやったのさ!
「このスタンドは社員教育がなってないなぁ・・・俺が教育してやるよ!よく聞けよ、オバサン!普通なぁ、たとえ後部座席にポリタンク積んであっても
店員:『いらっしゃいませ(笑顔)今日は寒いですねぇ。本日は灯油ですか?当店ではスタッフが給油をさせて頂きますので、しばらく車内でお待ちいただいてもよろしいでしょうか?』
俺: 『あぁ・・・ありがとうございます。助かります』(給油してくれるシステムは知ってるが、あえて言わない。我慢する)
だろ!
「勝手に開けやがってこの豚野郎!」
という状態
すなわち危険
でもね、さすがに店員も驚いていたので「許してやる」って言ってやったのさ。
なんてデキタ人間なのでしょうか・・・すばらしいね私ってば
無礼を重ねた人間に対し、許してやったからね。
でもね、最後には「金をやる」って1万円を渡したのよ。おつりはもらったけどね。
一方、店員は引き攣った笑顔で「ありがとうございます。またご利用ください」とのこと。
その引き攣った笑顔に対し、さらに教育をしてやろうと思ったが、我慢した。
意気揚々と会社に戻り、重たい子供たち(ポリタンク6個)をうんしょ、うんしょ、と運んでいる。
「お前たち本当に重たくなったなぁ」「大きくなったなぁ」なんて事を口走っているのさ。私は、自分の子供たちの成長を嬉しく思う親の気持ちはこんな感じだろう。と妙な確信を持ったね。
そして、子供たちをオフィス内に入れてやった。
私はエレベーターで1階に降りた。
私は車を駐車場にインサートした。
エレベーターで6階まで登った。
ドアを時計回り方向へ回した。
ドアを開けた。
そこで私が目にした光景は・・・!!!!
子供たちがそのまま放置されているではないか!
社内の誰も奥まで運んでくれていないじゃないか!
私は、当オフィスにいる社員全員を呪った
その社員だけでなく、その人間を創り出した親を呪った
その社員だけでなく、その人間を創り出した社会を呪った
「アビラ・アビラ・アビラ・アビラ・ハイッ!」という秘密の魔法で呪った
そこで私は「この子達を見捨てないでーー!」「暖かい所へ連れて行ってあげてーー!!」と言ったのさ。
さあさあ社内は騒然で静まり返ってしまいましたよ・・・
とまぁそろそろ時間ですね。
「ライフデザイナー」
壮大なテーマですね。今の私の技量ではライフデザインできませんよ。
さぁさぁ果たして私は何処へ行くのでしょうか
私のライフデザイナーは何処にいるのでしょうか?
そんなことを思って右を向いてみたら・・・いた!!!
おった!
びっくりした。
すかさず私はライフデザイナーに問いかけたのです。
「私はこのままエリートコースを進むのでしょうか?」
「それとも、正気と死期を彷徨ふのでしょうか?」と
そいつの返答は、ヘラヘラと笑いながら地獄を指差していたので、俺はそっぽを向いてやったのさ。へへへ・・・
ただ「お疲れ様です」「ご苦労様です」の一言が欲しいだけかも知れません。
本来、そんなものかも知れませんね。
「最近寒いから暖かくしようよ」という世界へのメッセージかもしれません。
黒子
投稿者: 黒子 、ブログ名: 極東最前線、日付: 1/29/2006 12:54:10 午後
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