黒子!黒子!黒子!

2009/04/04

ご無沙汰しております

ご無沙汰しております。

黒子です。

悲しいことに、心振るわせる出来事というのは、己の経験に反比例して少なくなるようです。
「箸が転がっても可笑しい年頃」という格言は、なるほどの説得力を感じます。

その年頃でなくなってしまった私は「達観してしまった」だとか「若気の至り」という言葉で、仙人のカツラを被り評論家顔をしていたようです。

懺悔しましょう。
なにより、その達観したフリをした自分に対して
その達観したフリをした事で、感動すべき出来事を麻痺させる発言・行動をしたことを


仕切りなおしますが話題は「第81回春の選抜高校野球決勝戦」
結果はご存知だと思いますが

3年前の春選抜、横浜高校に対し甲子園大会最多失点差21点という雪辱を晴らすべき決勝の舞台に立った清峰高校(長崎)

21世紀枠、小気味良い戦法で勝ち抜いた知将小泉監督率いる利府を僅差で制し、決勝に駒を進めた花巻東高校(岩手)


(先攻)清峰高校vs(後攻)花巻東高校 (H21年4月2日決勝戦)

大会注目の右投手、今村(清峰)と大会注目左投手、菊池(花巻東)の投手戦が見物です。

ゲームセットの礼をした後、今村君と菊池君の両方は笑顔で抱き合い、その中で今村君は菊池君に何かをささやいていました。

そして、清峰高校の校歌を聞きながら、菊池君は流れる涙を拭う事なく夏に向ける決意を抑えきれず唇をかみました。
                           黒子

2007/08/25

ポジティブパンクって何?

お久しぶりの登場ですね。
さぁ、私について参れ。
暇つぶしには持って来いの話題ですよ。

衰えを感じる今日
思想だけは曲げないと誓ったあの日
若さを回想する度に訪れる笑い鼻
周りを意識しなければならない義務感
あの時ああすればもっと
あの女とヤレたのにという後悔
そんな性欲も薄れてきた今日

なるべくならば自分の発言、言動に矛盾無く一本筋の通った人間だと評されたいものですが、厳しいものだな。認めたく無いものだな。

若さ故のマラdachiというものを。↑

この圧迫は反日感情と摩り替えられ「くたばれ、日本国家」とか「これでいいのか日本人・・・」とかいうキャッチフレーズの映画でも出してやろうかと思う次第であります。

さて本題である第89回夏甲子園、佐賀北高校の優勝の事ですが、実直に申しますとファック。

高校生ながら「自分の夢はプロ野球選手になることです」と語る若者、すなわちその道しかないと信じ、あえてイバラの道を選択した青春を私は理解したい!そして応援したい!
つまり、選抜された私立高校の球児達に優勝して欲しかった。ザザンボみたいな顔した奴に対し私は広陵打線の爆発を祈っていた。

が!・・・しかし、プロが注目するのは佐賀北のザザンボみたいな顔したはなわ似の久保投手なのかもしれません・・・。


私も大人になりましたから、あえて久保君に「おめでとう」と言ってやりますよ。県立高校ながらよくやったと言ってやりますよ。

できれば、佐賀北の監督の発言「高校生だから甲子園の試合中でも、勉強するべき」だとか言わないで。

中学生の段階(15歳)でその道しかないと信じて夢中に頑張っている若若者もいますので。
今回はポジパンの勝利。だから私はダムドを聴いているよ。

でも、ダムドってポジティブパンクか???

2006/08/09

合同コンパ

合同コンパの超特急が〜♪
流れ星と並んで走るという〜♪
銀河を超えて〜♪
・・・


夏だ!!
海だ!!
ベンジョンソンは9秒71だ!!

テケテケのリズムに併せて2サイクルエンジンのような卑猥なクランクしていますでしょうか?
まぁそんな事はどうでもいいとして。

とにかく季節は夏。話は「テンションの上がる事ならなんでもかんでもしてみよう」ですね。
人の種類は、千差万別、十人十色。
テンションの上がるシュチエーションなどは違っているとは思いますが、今回はテンションを上げる為にはどうするべきなのか?
また、テンションの上げ方を義務教育に取り入れるべきなのか?
そんな事を考えていますと私の脳内ではドーピング、いや、ドーパミンが大量に分娩、いや、分泌される状態になるのであります。
そんな私もドーピングをすれば10秒台と言わず、9秒台が出るのでは・・・といった己の可能性を信じることのみが日々の糧となり原動力となるのです。
言わば希望、懇願。マグニチュードで例えるなら1,4M。いや1,8Mぐらいは出す自信があります。

とにかく「合同コンパ」というものは私にとって最低限必要なイベントでありまして、人間の身体でいうところ、水、空気と並ぶものであります。
数少ない友人達は「結婚」「出産」「そして別れ」を繰り返し、目まぐるしく回っているようです。
もしも、近々友人に子供が産まれたならば、子供の名前を強引に「ベンジョンソン」にしてしまうような勢いがありますよ。
役所に行って手続きすればいいんだろ。
ハンコを押せばアナタの子供はベンジョンソン。

未だに合同コンパに一喜一憂する私のレベルは、いっかくウサギが3匹出てきたぐらいで、死を覚悟するようなレベルかも知れません。
リリパッドの毒攻撃に対し、村までたどり着けず、毒死。
そんなんやったら「毒消し」買わんとあかんな〜。と気持ちを切り替えて再度挑戦。

なんて言いながら入った店がトルネコのバイト先。
毒消し買うつもりが「うちでバイトしないか?」という誘いに乗ってバイトを始める。
「はじゃの剣」を売り損ねてウダツの上がらない毎日。
私はレベル3のアルバイトなのに「お前みたいな弱そうな奴にウチの商品は売れないね」なんていう、客商売を無視した訳のわからないプロ意識を持っているからタチが悪い。
でも、カンダタのような屈強な男が来店した場合「こいつなら、ウチのとっておきを売ってもいいのではないか?」と感じるのだが、カンダタ似のカンダタじゃない奴は「こんぼう」しか買っていかない。
「ちきしょう」と思ったのも束の間、なんと銅の剣が126Gで売れて意気揚揚。
「今日は店長に褒めてもらえるぞ」と思ったのに「今日もご苦労さん」と、冷たい。

しょうがないので自腹で「はじゃの剣」を買うも、ボタン操作を誤り、捨てる。
「はじゃの剣」→「捨てる」
重大なミスだが他人に迷惑をかけるわけでもなく、自分だけの被害なので「まぁいいか」と諦めたのだが、悔しくて夜、眠れず。
「そんなんやったらひのきの棒で最後までいったろやないかい!」と決心するのだが途中の宝箱で「こんぼう」入手。心が揺らいでしまった私。
私のプライドは「こんぼう」には負けない。
しかし、なぜか「こんぼう」を捨てないし、売らない。
「ひのきのぼう」でなんとかやりたいのだが、スライムべス6匹に惨敗。
私は、色盲で鳥目なので普通の人間よりも注意しなければならない。
「普通のスライムかと思ったぜ」と言い訳に近い嗚咽を漏らし、泣く。
勢いにまかせ、リセットボタンを押したのが運の尽き。
「デロリロ×4 ヅッタリィ」
という呪われた音楽と伴にまっしろになる。


私の15年間の歴史を説明すれば上記のようになります。


ここで一句、というより本題


「ドいつもこいつも」

「ラこすてのポロシャツ着やがって」

「クちはてるまで」

「エえかっこしいや」

「・なんもない」

「・なんもないよ」

「・なんもないって」

「俺、高感度上げたいのよ」

「ノぞみって速いね」

「セいんと聖矢」

「イがらっぽい、最近」

「シんだらあかんよ」

「デか、あぶない」

「オひな様」

「マいったよ」

「エえんじゃない許してよ」

「ノんのんクライもう泣かない」

「クれなずむ街の〜♪」

「ルるる」

「マまま」

「ヲをを」

「洗いたてのタンクトップ」

「車団吉」

「シしゅう病」

「タりばん政権」

「ロ←(ろ)」

「カり首」

「!」


迷惑かけます。






黒子

2006/07/14

色々な人間

物語


「パパ!これを買って!ねぇ〜買ってよ!僕はこれが欲しいよ!」
と、もうじき7歳になる息子は新型のゲーム機の前で私にこう言った。
「雪雄、これは難しいんじゃないのか?プレステ4だぞ」
「いいのいいの、大丈夫だって。このゲーム夏樹君も持ってるし、データコミュニケーションだってできるしね」
データコミュニケーション??とは初めて聞いた言葉だったが、なんとなく理解した。
本来ならば「データコミュニケーションってのはなんなんだい?」と質問をする所なのだが、7月末の熱気による私の朦朧とした頭は数分間のデパート滞在による冷却ではリセットできないようだ。質問をするのも煩わしく思った私は「ふ〜ん」と曖昧な相槌を打った。
「ていうか、デタコミ知ってんの?パパ」
「いや、知らない。なんだそれ?データコミュニケーションの略かい?」
「違うよ。全くくだらない冗談を言う中年だなぁ。そういうんじゃなくてデタコミってなんぞや?ってことだよ」
得意げな表情で私に講釈を述べたいのだろう。雪雄は鼻につく笑みを浮かべながら言ったので、私はできるだけ無表情で返した。人間の中には「何故か解らないがムカツク人間」というのが稀にいる。雪雄もその珍しい人種の一人であり、育ての親である私も当然同じだ。自覚は無いのだが皆が私をそう呼ぶので自覚しなければならない。しかし最近は雪雄を見ていると「なるほどこういうのが先天的なムカツカれる人間」なのだなと納得した。自覚と納得には大きく違いがある。前者には無意識下の行動に対し全くの意味を持たない。
「じゃあ、ちょっと話が長くなるけど話すよ。まずデタコミの概念を話す前に『なぜこのプレステ4が発売されたのか?その意図は?』という観点から話を進めるからね・・・そもそも、プレステ3発売から7年間経った今、ゲーム業界に対しての需要は少しずつ変化しているんだ、なぜかっていうと・・・云々・・・云々・・・」
いつものように雪雄の演説が始まった。


雪雄
プロフィール:2008年 12月25日生まれ
雪が降った日に生まれたということで雪雄という名前をつけた。名付け親は昨年、永眠した妻:桜子である。
根っからのオタク気質であり、4歳頃から「パソ通」を購読している。
趣味は演説。
昨年、クリスマス生まれだということでプレゼントが年間1回しかもらえないとのデ
モを起こす。(死者1名:桜子)
今年、夏休み前になにかしらのプレゼントを買ってもらえる権利を獲得。なぜ夏休み前かというと「カレンダーで言うところ、ちょうどクリスマスの反対ぐらいだから」とのこと
口癖は『電化製品は1年サイクル、パソコン業界は半年サイクル、ペットボトルはリサイクル、手が余ればチンコをいじくる、クリスマスよりクリトリス」


「・・・ってか、パパ!聞いてるの!?」
「あぁ・・・聞いてるよ。それで?」
「とにかく、技術者のクオリティというか、制作スタッフの数が違うんだよ。転送ス
ピードの飛躍的向上というか、例えばシャア専用みたいなもんだよ。とにかく3倍ぐらい速いし、使い手のクオリティも高いんだよ」
小学校2年生の雪雄がなぜ30年以上前のテレビアニメを知っているのかは不明だが、雪雄はオタクだということは理解できた。
「わかった、わかった。じゃぁこれを買おう」
しびれを切らした私は降参するように言ったのだが、雪雄は違うゲーム機も捨て難いと言いだした。
「パパ!任天堂のロクヨン(64)っていうゲーム知ってる?」
「知ってるよ!スーパーファミコンの初期のソフトで近未来的なスポーツカーがレースするゲームだろ」
「それはエフゼロ(F0)全然ちゃう。アホか」
「あぁ思い出した。男女が上と下になってお互いに局部を舐め合う行為の方か」
「それは69。ワシはデリヘル嬢か。ナメテルんか?まさか息子を”ナメル”と”舐める”でうまい事言ったつもりか!?ちゃうわ中年。ロクヨンってのは壮大なスペクタルロマンだったのよ。そして、今回新作のNintendo 1024が発売された過程を話したいんじゃい」
と再び演説が始まった。



と、物語は以上にさせてもらいます。
最近、変なニュースが交錯していますよね。世界には問題が山積みのようです。
変な事件が起これば、さらに残虐な事件が覆い被さり隠す。そしていずれ風化する。

『1995年3月20日 地下鉄サリン事件』というのがありましたが、その記事は
新聞全てを覆っていたと考えてください。
その同日に自分の身内が殺されるような別の殺人事件が起こっていたとしても大衆の注目は『サリン事件』であり『あなたの身内殺人事件』ではないのです。
あなたにとっては悲劇の日でしょう。しかし、別の人間には他の悲劇が存在したので
す。ある人にとっては大した悲劇ではない日だったかも知れません。
同日にパチスロで初の1万枚を記録した人もいるでしょう。その人にとっては記念日なのです。さらに、3月20日は、かの有名人:上岡龍太郎さんの誕生日なのです。
9月11日は、泉ピン子さんの誕生日なのです。
『O−157』の問題があったとき各種の食品メーカー、製造メーカーはここぞとばかりに「除菌」「滅菌」「安全」という言葉を製品に羅列しました。それにより大きな利益を上げることに成功した企業もあると思います。

あるウィルス1の活動を抑制する抗生物質Aを多用するとウィルス1の中で変体(ウィルス1亜種以下ウィルス2)が生まれます。
ウィルス1も生き残りをかけて突然変異を起こし抗生物質Aに負けない形を作るのです。それがウィルス2です。しかし、そのウィルス2にも強敵が現れます。抗生物質Bです。
抗生物質Bはウィルス2を撃退することができますが、同じく変体(ウィルス3)を生み出す苗床となる危険性が孕んでいることも忘れてはいけません。
つまるところ、堂々巡りを続けているという比喩です。
しかし、混沌とした社会の中で新種のウィルスを撃退するための研究は意味があるのでしょうか?
地球がもし、人間よりも優れた知的物体だと定義した場合、増えすぎた人口を減らす為の苦肉の策が「殺人事件」であり「戦争」であったり「テポドン」であったりするのかも知れません。それに逆行した行為、活動は意味があるのでしょうか?

さて、今日のタイトルは「色々な人間」
この世はどこも、かしこも変態ばかり、変態が変態2を産み、変態は変態2を管理できない現状。
学校側は『ノータッチ・ノー管理』を理念としております。
「鉄拳制裁は指導の一部だ」と呼んでいたのは遠い昔の話です。今となれば戯言らしいです。
ただの暴力行為と呼ばれる旧指導方法にはPTAだがDHAだかの魚の目玉みたいな奴(魚の目は一般的に弱いので、盲目という意味)が反対意思をあらわにしています。
世の中には雪雄のような口の聞き方を知らない子供が増え、大人も無関心。本物のコミュニケーションは取れずバーチャルの世界にどっぷりと、いや、でっぷりと。インターネットと知識はリンクしていますので、東大ぐらいには楽に入れるのではないでしょうか?

ある警察官が言いました。
警:「こらこら、君。お母さんを刺殺したらダメじゃないか!」
雪:「あ〜あ〜・・・なんかすんません。でも一つ質問いいですか?なぜ殺したらあかんのすか?」
警:「ん〜と・・・法律だからだよ!」
雪:「・・・」
警:「・・・と、とにかくお父さんを呼びなさい」
雪:「お父さんは夜勤明けで寝てると思いますけど」
警:「わかった。しゃあないなぁ。じゃあそのナイフは没収という方向でいいかな?」
雪:「でも、それって着服になるんじゃないんすか」
警:「う〜ん。でもとにかく没収だ。わかったな」
雪:「ちぇっ!」


親殺しは未成年者が校舎の裏でタバコを吹かしている程度の軽犯罪になっています。

なぜ犯罪がだめなのか?なぜ地球を汚してはいけないのか?なぜレイプはいけないのか?
を子供達に納得させる必要があると思います。
本来、人間から理性を取れば、まず、殺し合いをするという説が脳裏に浮かびます。

親の義務は理性の構築であり、それを放棄したり手を抜いていると大半の子供は歪みます。
理性の構築の義務責任は学校ではなく、親にあると思います。

しかし、世の中には多くの考えが渦巻いております。
一例を挙げますと「自分の子供がケンカに負けて泣きながら自宅に帰ってきた場合」
親のアナタは子供に対し、どのような声かけをするのでしょうか?
「やられたのなら、やり返してこい!」と言うのでしょうか?
それとも「なぜやられたのか?」と子供に理由を聞いた後、理不尽な理由であれば親のアナタが相手に対し制裁を下すのでしょうか?
理由すら聞かずに「子供同士のケンカだから」と放置するのでしょうか?
どうでしょうか・・・?
様々な教育の形があり、様々な「しつけ」があります。
善悪の判断は法律では無く大人達や教育者達の裁量で決められる事も少なくありません。中には「殺人」を犯すことにしか自分の存在価値を見出せない人もいるのです。
殺さなければ自分は自分では無いと悩む人もいるのです。
レイプもののアダルトDVDにしか勃起しないような私もいるのです。
勃起していないのに強引に挿入しようとした男も存在するのです。
そのせいで「インポ野郎」と言いふらされた後、歪んでしまった思想家も少なくないのです。
みんな心が貧しいのです。


私事ではありますが、私、5年前ぐらいに音楽活動をしている時期がありまして・・・
音楽活動といっても一人で歌ったり、踊ったりするようなロンリースタイルなのですが、その時の曲で『変態だ』という曲を下記に記そうと思いま。



『変態だ』

変態だ!変態だ!変態だ!

一人一人の変態の中で何が常識だ!
一人一人の変態の中で何が法律だ!

変態だ!変態だ!変態だ!

てめぇの危険思想♪
聞いてられっかよ!

変態だ!変態だ!変態だ!

変態万歳!







黒子

2006/07/01

正の誤≠誤の正

こんにちは、黒子です。
昨今のフェーン現象のせいか最近、暑くなってきましたよね。
いやだいやだ。
私は暑い気候が苦手であります。

私は、他に迷惑をかけると落ち込む習性があり、暑い気温が私に苛立ちを与えると、他に迷惑をかける危険性を助長します。
よって私は落ち込みたくないので、暑い気温から逃げたいのですよ。
しかし、どこに逃げても暑いもんは暑いですね。
日本国内の季節が季節だから暑いのは「しかたが無い」と一言でまとめてしまうと、私が苛立つのも「しかたが無い」となります。
よって私が他に迷惑をかけるのも「しかたが無い」となってしまいます。
私が犯罪を起こすのも「しかたが無い」
「じゃあ、お前、極寒の地にでも行けよ!例えば木星の衛星(エウロパ)とか!」と言われるのですが、私自身がメンドクサイのでその意見は忘却します。
私は私自身だけの為に、他に迷惑をかけたくないので御座います。
しかし、私は他に対し迷惑をかけてしまっていると自覚していますので、なんとかイーブンパー(おあいこ)にしたいのです。
木星に行く以外の手段でイーブンパー(おあいこ)にしたいのです。
私が迷惑をかけている度合いを数値で「迷惑度100」と表すれば、その数値を相殺する「反迷惑度」「非迷惑度」「親切度」的な数値を100にする必要があるということです。
それでは「迷惑度100」を相殺する為に私は何ができるのでしょうか??

そこで今日のテーマを発表します。
「私は他に迷惑をかけてしまった場合、どのように挽回するべきか?」です。
野球で分かりやすく説明すれば「私が1点のタイムリーエラーをした場合、私は次の打席で何塁打を打つべきか?」です。


野球例:その1
「ソロホームラン」

1点の自責点は1点の打点と同じ価値だ、という考えだが、本来1点のタイムリーエラーは1点の損失+1つのアウトを取れなかった事への損失なので比較すれば1点の自責点=−1点+(−ワンアウト)しかし、1点のソロホームラン=1点となります。
よってイーブンパーにはなりませんね。
だからといって「ツーランホームラン」は、やりすぎかなぁと思うのです。
例えば、結婚祝いに「お酒」をもらったから、お祝い返しに「現金7万円」を渡す。
なんてなんだかカドが立ってしまいますしね。
だから「ツーランホームラン」はナンセンスなのです。


このように、私の損失「迷惑度100」をどのように挽回するかを下記に記したいと思います。

挽回手段:その1
「謝る」

「謝る」という行為は人間関係に於いて当然のコミュニケーションであります。
相手に失礼を与えたならば、まず謝罪というのがルールだと思いますね。
感謝を表す言葉は「ありがとうございます」
謝罪を表す言葉は「ごめんなさい」
と「しつけ」の一環だと感じます。
他にも
朝の挨拶は「おはようございます」
昼の挨拶は「こんにちは」
夜の挨拶は「こんばんは」
魅力的な女性に出会った時の挨拶は「一発やらせろ!」
失礼な女性に出会った時の挨拶は「カリを舐めろ!」
「最近、金欠で・・・」などと言う人への挨拶は「マグロ漁船に乗るか、自分の肝臓を売ってこい!」
と、どれも子供の頃に学ぶべき「しつけ」ですね。

しかし「狼少年」の異名を持つ私がいくら謝罪したところで全く信じてもらえないという現実を考えると、私が謝罪をすることでイーブンパーになることは難しいので御座います。
よって私は他の手段を考えなければいけません。


挽回手段:その2
「金を渡す」

迷惑をかけた相手に「金を渡す」という資本主義経済の中で最も分かりやすい手段ですね。
一見、ストレートかつインパクトのある(直接的で強烈な)手段だと思いますが、予想以上に効果的です。
しかし、「カネで解決、ぶぁい、やい、やい、やい、やぁー」的な手段は、カネを出すタイミングを1つ間違ってしまえば、たちまち中流階級意識を持った人たちの逆鱗に触れてしまうという危険性が潜んでいる事を理解しなければいけませんね。
ここで「カネの問題じゃないだろう!」と思った人は間違いなく中流階級意識ですよ。

しかし、私は相手の階級意識を洞察する能力をもっていないので、ベストな金額設定ができません。よってイーブンパーにすることは何かしらの訓練を受け、資格(ネゴシエイター2級以上)を取得する必要があります。それは私にとって難しいので御座います。
よって私は他の手段を考えなければいけません。


挽回手段:その3
「切腹する」

言葉の通りですね。
「いかなるものも人の命と比較することはできない」という日本人特有の宗教に似た思想を逆手に取った手段ですね。
一見、バカげた手段のように見えますが「死人に対して悪い事を言ってはいけない」
という特有の通説も助けて、非常に効果的な手段だと思います。
よって私は他の手段を考えつきません。




と、まぁ上記には冗談を連ねた訳なのですが、ここで本題に入りたいと思います。
私は冒頭から今までの文章で「煙に巻く」という手法を使いました。

今日の本当のテーマは「白と黒の危険性」です。
どちらかを肯定すればどちらかを否定しなければならないという寂しい現状を「あいまい」にする為にはどのような方法があるのかという事を私は昼夜考えているのです。

では、今回の文章でどの箇所が「あいまい」にされたのでしょうか??
親切な解説と共に紹介します。

(以下冒頭より引用)

>> 私は他に迷惑をかけると落ち込む習性があり、暑い気温が私に苛立ちを与えると、他に迷惑をかける危険性を助長します。
よって私は落ち込みたくないので、暑い気温から逃げたいのですよ。
しかし、どこに逃げても暑いもんは暑いですね。


まずここで「暑い」という言葉が多用されているのです。
この冒頭では読者の気持ちを同調させる為、読者が日頃感じている事などを分かりやすく、少ない言葉で表現しています。
そして「暑い」という言葉が一定のリズムを刻む事により、次に続く重要な言葉を打ち消そうとしているのです。


>> 日本国内の季節が季節だから暑いのは「しかたが無い」と一言でまとめてしまうと、私が苛立つのも「しかたが無い」となります。
よって私が他に迷惑をかけるのも「しかたが無い」となってしまいます。
私が犯罪を起こすのも「しかたが無い」


これが重要な言葉ですね。
ここが「暑い」から「犯罪を起こすのも”しかたが無い”」に変換された瞬間です。

「暑い」を肯定すれば「犯罪を起こすのも”しかたが無い”」も肯定されてしまうといった不思議なロジックです。
『敵の敵は「味方」である』と錯覚してしまう心理と似ています。
非常に危険な錯覚です。
続けて


>> 「じゃあ、お前、極寒の地にでも行けよ!例えば木星の衛星(エウロパ)とか!」と言われるのですが、私自身がメンドクサイのでその意見は忘却します。
私は私自身だけの為に、他に迷惑をかけたくないので御座います。


ここで、2人称の強意な発言を取り入れることによって先程の重要な言葉を隠しているのです。
さらに「木星の衛星(エウロパ)」などといった雑学的な言葉を取り入れることによって次の文章に進ませる技法を取っております。
そして最後の締めくくりが「御座います」と丁寧な表現で締めくくることによって、有無を言わせず完了したことをアピールしているのであります。


>> ここで「カネの問題じゃないだろう!」と思った人は間違いなく中流階級意識ですよ。


これは中盤からの引用ですが、軽く読者を誹謗することによりサブリミナル効果を狙っています。


真実が歪められ、虚偽と欺瞞と訝しさ。
キム・ヨンナム氏の狙いはバレていますよ。
なんだよ!最近になって顔を出しやがって!
欺きたいのか?
ただの刺客なのか?
DNAテクノロジーをナメんじゃないわよ。
キム氏による遺骨問題のコメント「日本は北と戦うきっかけが欲しいだけだと思います。遺憾です。」的な発言の意味が分かりません。
ウソです。分かっています。ウソの弁解ができるのはヨンナム氏しかいないからだと思います。
私は情報操作に屈しないように、日々警戒レベルを高める事に専念します。


最後になりましたが、私は北に対しこの言葉だけ伝えたい。

「間違ってはいないと思いますが、世界平和の手段を違った角度からも考えてみてください。お願いします」
「慈悲の精神」とか「国益を上げる為の海外での労働」とか「無駄な軍備拡張」など


「無抵抗主義の欠片でもいいから理解を示してください」





黒子