クレイジー・ゴナ・クレイジー
こんにちは、みなさん如何お過ごしでしょうか?
私は、相変わらず無職透明のトウヘンボクで御座います。
水中に浮かぶとも泳ぐとも表現しがたいクリオネ状態とでも申しましょうか・・・。
地に足が付かない、空中浮遊状態とでも申しましょうか・・・。
ただ、懐かしさのみに想いを馳せるロマンチックテクノロジーといった所でしょうか・・・。
クリオネと言えば、その昔、私はある友人と共に松島水族館というローカルな水族館に参上したことがあり、クリオネを見たのはその時の一度だけです。
その日は夏、真っ盛りといった感じで、気温は30度を軽く超えているような強い日差しでした。
私は私なりの正装(鋲付きの皮ジャン+モヒカン)で参上すると彼も負けじと彼なりの正装(皮ジャン+マーチンのブーツ+病的に白い肌)で対抗してきました。
道路のコンクリートからは陽炎がチラチラと見え、冷たい発泡酒でも飲まなければ発狂してしまいそうな衝動に駆られた私たちは、しかしあえてレモンチュウハイをチョイスしました。
昨夜の二日酔いが効いていたのでしょう。
共にレモンチュウハイをチビチビと時にガバガバと。
「気持ち悪いから、もう、発泡酒は飲めないぜ」という状態。それは、お互いの敗北を意味しています。
しかし、その日は一時休戦という事で、お互いにレモンチュウハイで完敗です。
私たちには無言のルールが存在しています。細かく多岐にわたるそのルールの1つに
「レモンチュウハイなんぞは男児の飲み物では無い」
という意味不明のルールが存在していました。週に4回の飲み合い(週1回程度はゲストが登場するのだが、週3回はサシ飲み)で
私は毎回、彼の家に通っていたのですが発泡酒とレモンチュウハイとグレープフルーツチュウハイを買って行きます。
お決まりのパターンでは、最初、発泡酒のちチュウハイでしょう。
毎回それぞれ2.5㍑程度の飲酒をしますので合計10本程度を持って行くのですが、最初にチュウハイに手を付けた方が負けというヘンテコな掟がありました。
それ以前に何故、私たちが水族館に参上したのでしょう?
未だ不明です。
推測ですが昨夜どちらかが酔った勢いで「クリオネみようぜ」とか「レッツゴー・クリオネ」とか「アイ・ラブ・クリオネ」とか言ったのでしょう。
若しくは下世話な会話の中で「クリトリス・お姉さん」などのフレーズが私の勘違いにより「クリオネ」に変換されたのかも知れません。
と、話が脱線しましたので結論を申し上げますと
「その水族館のクリオネは弱っていた」
ということです。
今日の私は「そのクリオネ」と似たように弱っているということです。
ということで今日のテーマは
「自衛隊派遣、ノドンミサイル、米軍基地、そしてイージス巡洋艦シャイローの響き」です。
先日『北朝鮮が日本方面に向けてノドンミサイルをセットした』というニュースが日本全国民を恐怖に陥れました。
そこで、(そこででなければあまりにもタイミングが良すぎる)米海軍横須賀基地へ配備予定のイージス巡洋艦シャイロー海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の迎撃実験をハワイ沖で行い、模擬中距離弾道ミサイルから分離した弾頭を撃ち落とすテストを実施したところ、そのテストは成功し北朝鮮の保有するノドンミサイルを迎撃することができるということを見事アピールしました。
この昨今の時事問題に対し私は腑に落ちないのです。
統一性の問題ですね。
誤解を恐れずに言えば「北朝鮮が保有するノドンミサイル(推定200基)が日本に与える脅威を米軍がフォローしている」ということです。
「在留米軍基地」には出て行って欲しいが、ノドン向けられたらアメリカにヘルプミー状態の日本。
「自衛隊派遣」を余儀なくされれば、まるで自国の判断のように「テロには屈しません too」状態の日本。
「他国」には行くのに「自国の事すら自国で守れないのでよろしく哀愁」状態の日本。
要は「自衛隊」が「自衛隊」としての役務があるとするならば、米軍とのコラボレー
ションはナンセンスだと言いたいのです。
イラク派遣の場合は、飽くまで対テロ組織(アメリカ)の傘下に入っている訳で、その時散々、憲法改正がどうのこうのと騒ぎ立てていました。
今回の自衛隊派遣の役務は軍隊としての仕事だから違憲だ!とかね。
しかし、いざノドンを向けられたらアメリカの後ろに入って「きりしま」を出す辺りが、かっこ悪い。
アメリカ自体が北朝鮮の威嚇に対して動く事は当然であり、今回のノドンミサイルが日本のみに向けられている訳では無いという警戒の中での実験は理解できますし、フットワークの軽い国だなぁと思うのですが・・・。
私と病的な色白の間にもあった、馬鹿げた勝ち負けのようなクダラナイ事はよしてくださいよ。
国家間の勝ち負け、貸し借りなどもよしてくださいよ。
まさか、自衛隊を派遣してやったから、イージス艦のヘルプは当たり前だと思ってん
じゃないでしょうね!日本!
さぁ!!若者達よ!立ち上がれ!
軟弱な自衛隊に檄を入れましょう。さわやかに!
これが三島 由紀夫が言っていた「それ」なのだ。
・・・ま、まさか『ワールドカップしか観てないからノドンなんて知らない』とか言
うんじゃないでしょうね!!!
そんな奴にはノドンを見舞うよ。
若しくは迎撃できないテポドンを見舞う。
黒子
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