ぬか喜び
「あぁ・・・どこか遠くに飛んで行ってしまいたい・・・」
「できれば、仙台市内に行ってみたい」
「しかし、現在深夜2時・・・」
「列車も無ければバスも無い、そもそも私に動く気持ちが無い」
「このような陰鬱な夜にはコンビニエンスストアでポルノ雑誌のテープをコソコソと
はずし、閲覧するのが得策なのだろうが・・・」
「しかし、動く気持ちが無い、伊達 政宗像と同じくstay here状態」
「よし!こんな夜にはキントウンで、ひとっとびしますか!」
「キントウンよ!こいっ!」
と力を込めて叫んだにも関わらず、来ない・・・
「あぁそうか・・・私は清い心を持ち合わせていないのだ」
「清い心があればキントウンは来るのに・・・」
今日の黒子は、このような気分でお送りしたいと思います。
私は最近「孤独感」という感情について考える事があります。
疲れている日の平日夜7時〜10時までの間、若しくは日曜日の夕方頃に2,3時間程度眠りこけてしまった後、起きたらまず携帯電話をチェックする訳なのですが、着信も無ければメールも届いていない。
「あぁ・・・孤独」
「もしかして眠っている間に寝ぼけてメールをいじっていたのかもしれない」
「本当は大量のメールが届いているのかもしれない」
と万が一にも届いていないメールをわざわざ着信メールボックスまで探している私
「やっぱり一件のメールも来ていない」
「いやいや、ここは落ち着いて『i-モードお問い合わせ』をしてみるのが大人というものだ」
けれど結果は案の定・・・
と可能な限りの手段を行う事は、万策尽きて言い訳のしようが無くなってしまいます。
言いかえれば「完全敗北」「無条件降伏」「ポツダム宣言」の状態であります。
このような孤独感を感じる場面に出くわすと、色々と考えるのです。
その一例を紹介します。
「私には友人がいないのではなかろうか・・・」
「私は社会から必要とされていないのではなかろうか・・・」
「何かの隠密組織が一般社会と私を離別させているのではなかろうか・・・」
「どっきりカメラにハメられているのではなかろうか・・・」
「私自身、相当な『寂しがりやさん』なのではなかろうか・・・」
「眠りこけている間に戦争が始まったのかもしれない・・・」
「私はすでに死んでしまっているのではなかろうか・・・」
「そもそも私は人間ではないのではないか・・・」
「私はソーゲルを使い果たしてしまったのではなかろうか・・・」
など
客観的見解では結局の所、上記のような「私は・・・私は・・・」など、自己中心的
で感傷的な所が嫌われる要因だと分析しています。
しかしながら「このままでは孤独感に押しつぶされてしまう」という危機感だけが私の行動力になるのです。
だから私は仙台市内に飛んで行きたいのです。若しくはパキスタン辺り。
しかし、突然の悪天候の為キントウンが飛ばせないなんていうトラブルもありますので、いつも飛んで行ける訳ではありません。
そこで、この「孤独感」からの逃避手段を考えました。
其の一「酒を飲む」
しかし、私は「酒と女と自殺志願者」にはめっぽう弱い為、逆効果になることの方が多い。
アルコールが分解された後、アセトアルデヒドとなるが体内で処理しきれず錯乱状態に陥る事もしばしば。
其の二「携帯電話に登録されている女性に片っ端から『遊ぼうよ』メールを送信する」
しかし、時間は丑三つ時(深夜2時)
当然、誰からも返信が帰ってこない。
おや??2週間経っても誰からも返信がこない。
やっと1件の返信があったと思えば「こんな夜中にウザイんじゃ!めん玉つついたろか!」的な内容なので、完全なる逆効果。
其の三「身体を鍛える」
納得のいく「正拳突き」ができるまで眠らないルールを作ると良い。
「最近の携帯電話のバッテリーは減るのが遅いなぁ」
と独り思った時、それは一瞬のうちに強烈な「孤独感」に変わります。
「それはバッテリーが丈夫になった訳ではなく、誰からの連絡も無いんじゃい!!」
「携帯電話の性能をどうこういう前に、お前自身の性癖をどうにかせんかい!!」
など私は私からの叱責を受けます。
しかしながら、この程度の「孤独感」には打ち勝てる自分になりたいと思います。
おっと!!!!!
携帯電話をよく見てみると
「1件のメールを受信しているではありませんか!」{”〕
「私も、まだまだ捨てたもんじゃないですよ」
「はっはっは!別に「孤独感」に打ち勝つ必要がないのだ」
「きっと、どこぞのパツキン美女からのお誘いメールだろう」
と私は胸を高鳴らせて「受信トレイ」のボタンを押した訳ですが・・・
そこで私が見たものは・・・「メッセージ フリー」(お得なクーポン進呈中!今なら年会費105円・・・)
だとさ・・・
私は全世界に大きな声で宣言します。
「私はポツダム宣言いたします!」
黒子
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home